高度技術が一定の径と優れた品質を支える。
クロスジェット工法は高いエネルギーを持つ2本の水流を所定の圧力・位置で正しく交差させる技術に支えられています。
圧力感知紙でみると、非常に高いエネルギーを持つ噴流は噴射口より1m以上先まで維持しています。
2本の噴流衝突後は高いエネルギーは現れていません。このエネルギーの違いを作り出すのが最大の特長です。
●モニター製作から現場での性能確認まで管理して施工をします。
交差噴流が地盤の切削効率を向上。
クロスジェット工法以外の噴射撹拌工法は、地盤を水平に切削するため、スライス状の土塊となりますが、クロスジェット工法は交差する2本の噴流で切ることでスライス状から細切れ状の土塊となり、土塊はより細かくできます。
これにより地中の土塊はスラリーとよく混合撹拌され、改良体の品質は格段に向上します。また、切削ズリは地表に排出されやすくなります。(この効果は粘性土地盤において顕著に現れます。)
土質に合わせてフレキシブルに対応する
固化材を用意。
砂質土用にクロスサンド、粘性土用にクロスネンの固化材を用意しています。各固化材は土砂との相性から施工中の取扱いや硬化後の品質に配慮したものとなっています。