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交差噴流式高圧噴射撹拌工法 —クロスジェット

クロスジェット協会

ご挨拶

X-JET(クロスジェット)工法は、ジェット噴流という要素技術を利用するだけの従来のジェットグラウト工法と異なり、全く新しい概念を取り入れることによって、旧来の工法に比べて品質・工程及びコストの面で優れた特徴を持たせることに成功した工法です。
他のジェットグラウト工法と違う点は、単にジェット噴流を水、またはスラリー状で地中に噴射し、改良径を確保するというものではなく、2本のジェット噴流を衝突させて、その位置で噴流の持つエネルギーを消滅させるという考えを導入したことです。この結果、改良径の深さ方向のばらつきが少なく、また、2本の噴流で細かく切削するために土塊を細片化できるなど、品質の向上を図ることに成功しました。

X-JET工法には、離れた点で2本の流体を衝突させるという高度な技術や、地盤を切削するための最大エネルギーを創り出すジェットリグ及びノズルの開発など、高度かつ精密な技術が数多く使われています。また、より幅広いニーズにお応えできるように改良径をφ1.5m、φ2.0m、φ2.5mの計3タイプ設定し、対象地盤を細分化した仕様となっています。
ここに「クロスジェット工法」をご紹介させていただき、今後も私たちの技術力をさらに磨き、発展させ、社会資本を守る大きな力になりたいと考えております。